口コミ:- 私に最適な 英会話 家庭教師>>-清水 由梨 さま　（東京都 杉並区）-

英語４技能の中でも リスニングに対し、特に 苦手意識を感じる 学習者の方が多いように思えます。 他の３技能である "読む" "書く" "話す" については、単語などの暗記知識を増やすことで 学習上の欠点を補完することができますが、リスニングは、外部からの音声言語を聞き取り 理解するという意味で 受容的な作業のため、能動的な理解が難しいことも事実です。

確かに リスニングに関しては 近年の PCや デジタル・デバイスなど テクノロジーの進歩により、学習者は 多様な 勉強法を選択できるようになりました。 ただ 日本人全体の英語リスニング力の向上は確認されていない。　機器の進歩は、既存の学習法にとって代わるのではなく、学習法を補足するに すぎないと理解するべきでしょう。

そして 単にオーディオ教材を利用した学習を取り入れるだけでなく、音声知覚や語認知、統語解析を経て 意味の把握を完了するまでの過程で、何が原因で 具体的にどういった症状が起きていて、どのように解決するべきかという 学習上の対応法を知るために 音声学や音韻論の知識を吸収し 自分の納得できる 学習メソッドを 生み出すことが 何よりも大切です。 英語の聞き取りで 悩みを抱えていた 清水さんに 解決までの道程を 語ってもらいました。

□ 音声学・音韻論の知見を用い、聞き取り力を改善する □

『学生時代 英会話を独学で学習し、自分の英語発音を直し 流暢性を英語に加えようと努力しましたが、費やした時間ほどの 効果は得られませんでした。』と語る 清水さん。『一番の原因として 英語の発音の仕組みが 理解できなかったことが挙げられます。　英語では 音の最小単位は 音素であるのに対し、日本語は モーラと言う異なる文節単位を用いている点が理解できなかったので、英単語の音節の区切り方のパターンを掴むという 概念が理解できなかった。　そのため 文法的には正しいのに、不適切な カタカナ風の 発音のため、英語が伝わらない。　母音の発音方法をしっかり認識していない状態では 自分の英語発音の どこをどう直せば良いのか 分からないのです。』

『また リスニングでは 音素、音節、単語、文と 音韻情報を積み上げて行く ボトムアップ処理により 音声知覚を行いますが、単語を構成する１つ１つの音である 音素の知識がない上、日本語に無い音素や、日本語では区別されない音素の音が 別の音に聞こえてしまう 誤聴が多発します。　これを繰り返すと、聞いた音声を一時的に記憶し 処理する ワーキング・メモリ（作業記憶）の容量（認知資源）が 低下し "聞いた音が 右の耳から 左の耳へと 抜けて しまう" 状態に 陥ってしまい意味理解まで 繋がらない。 　リソースの節約法を含め、正しいリスニング学習法を学ぶ必要があると 痛切に感じたのです。』と 清水さんは言います。

これに対し 担当の先生は 『まず 音声学の分野には "正しく発音できる単語は 必ず聞き取れる。" という仮説があります。　つまり リスニングの 能力を向上させる第一段階として、英語の音を正しく発音する能力の構築が必要なのです。』と説明を始めました。

『清水さんの英語発音には、日本語の 韻律母語干渉が見られます。 具体的には 余分な母音を子音の後に入れる習慣がついているため、発話する 英語の音節に ほぼ等間隔のリズム単位で刻まれる モーラ拍リズムの影響が反映されているのです。　 多音節語である英語は いずれかの音節を、他の音節より強く発音しなければならない という規則を 発話する英語に加えることにより "ジャパニーズ・イングリッシュ" を解消すれば リスニングにも好影響が生まれるはずです。』 と言い 発音の最適化 演習へと移行しました。

清水さんの 英会話個人レッスンでは まず 日本語特殊拍の仕組みを 論理として説明した上で 発音の最適化メニューを 授業の後半に設定しました。

(1) 強いアクセントを受ける音節に現れる 強母音の 発音法を体得し、あごの落ち方や 口唇の動き を音声学的アプローチから マスターする： 日本語のモーラを 半分に割って 分解した 子音と母音を音素化しても、英語と同じ 音素にはならない点に 注意しながら 母音音素の音色を 理解し、識別できるようにしました。

(2) 弱音節にある 弱く短い 弱母音の発音を 音節単位で 発話を繰り返す。 - 音韻論的アプローチ。

(3) 日本語の似た音を 英語に代用する癖や、強形と弱形の取り違えなど、日本人が誤りやすい で音素列を 正しく発音する。 - 母語干渉の低減。

この３点を 基本ルールとして設定し、母音の発話法 見直しを中心に 発音の調整に 取り組みました。

『同じ綴りでも 強勢と弱勢では 発音法が異なるとは 知りませんでした。　特に韻律は 発音記号にも反映されていないので、先生の指導がなければ 理解できなかったでしょう。』と感想を述べる 清水さん。 発音の仕組みを知ることで リスニング力の向上も実感しています。

Voice:- 発音がみるみる変わる - ７才からの自宅英会話>>- 絵美ちゃんのお母さま　（東京都 世田谷区） -

子供たちの 英会話 個人レッスンを拝見していると、間違えても すぐに気を取り直して 正解を追求し続ける 探究心や、反復学習に熱中する 忍耐力など、数値化できない 非認知能力が、英語技能 習得に 肯定的に 作用していることに、気が付きます。　英会話 個人レッスンでの 先生と 生徒の役割分担を 理解した子供は、正当な評価を受けることによって、自尊心を高めていく。　そして、"自分には この課題が達成できる" という 自己効率感が生まれた時、英語操作力は、大きく向上するのです。

幼いころから　慣れ親しんでいる 絵美ちゃんは、ピアノ演奏の練習で 培った 集中力と、恵まれたリズム感を、転用スキルとして 英語学習で発揮しているようです。　担当の先生は 『鍵盤楽器の演奏が得意な 絵美ちゃんは、英語の音声と、韻律を同時に体得する リズム感に恵まれています。　音楽と音声言語におけるリズムの共通性については、多くの教育機関で 研究が進行中ですが、西洋が起源である クラシック音楽と、ラテン語から派生した 英語には、リズム的な共通点があるという 論文が多く発表されています。　絵美ちゃんは 英語を発話する時、右手は 旋律=英語の音声、左手は リズム=英語の韻律 との音声概念を内在化し 英会話に応用しているようです。　ピアノ演奏のように、左右の手を協調して行う両側性協調運動の技量は、正の転用スキルとして、多面的に 英語学習の分野で、応用できるのだと思います。』

『特に日本人の場合、韻律（リズム）的側面を 重視した、発音指導法が望まれますが、言葉のリズムは 生理的な要素であるため、学習成果に個人差が生じやすい。　また、音韻論に関する知識は、言語化し 伝授することが難しいため、その指導は 後回しになりがちです。　ただ、絵美ちゃんの 恵まれた リズム感を、英語発音に用いると、"母音音素は、伸び縮みする。　そして 縮んだ弱音節の音は 滑らかに歪む（音声変化）" という 音韻論の基本ルールを 活用することができる。　そのため、先行語の語末子音と、続く母音が連結して発音されるリエゾンや、隣り合う２つの音が影響し合って別の音に変化する 同化などの音声変化を、英語の強勢拍リズムを刻み続けるために、積極的に 取り入れている 絵美ちゃんは、英語発音に 表情や声のトーンなど、言葉以外の非言語コミュニケーションを取り入れ、表情豊かに 英語センテンスを 表現しているのです。』

また お母さまは 『楽器演奏が 運動機能を司る 脳の運動野を活性化するように、英語のリズムが 口唇の微細運動神経に作用しているのかも知れませんね。　また 絵美は ピアノ演奏の習い事を通じて 得た 集中力と、"この課題を 私はこなせる" という自己好転感を 英会話学習でも 発揮しているように思えます。』 大人たちの 予期せぬ場面で 隠れた才能を発揮する 子供たち - キッズ英会話 個人レッスン。　集中力は 技量を、拡散の時間は インスピレーションを 生み出します。

Voice:- 🔗海外留学も視野に入れた 中学生 英会話 - 村山 里奈 様 （中学１年生）　（東京都 文京区） -

『メルボルン発のポッドキャストを用いた、リスニング練習を開始しました。　中学校の英語授業で使う オーディオ教材のナレーションは、発話速度が遅いため リスニング学習には不向きと考え、英語母語話者向けの 音源を選択したのですが、このポッドキャストの語り手は、オーストラリア人であっても、イギリスの伝統ある 容認発音を採用していて、抑揚が少なく 子音が明瞭に聞こえるので、スピード感がありながらも、自然と意味理解まで繋げて行くことができます。　演習では、英語音声を聞き取ったあと、聞こえた英語を真似して復唱する リピーティング学習法を取り入れています。 　この学習法を繰り返すと、音声知覚の自動化が促進される上、暗唱により、英語をセンテンス単位で 短期記憶に保持する力も向上するため、覚えた センテンスを英会話で 応用しやすくなるという、メリットもあります。』と語る 里奈さんは、中学校で履修する 英文法と 北米の英語の間に境界線を設けず、３年後に参加を予定している カナダでの ホームスティ・ツアーの際 役立つ 英語情報を 全て 知識として吸収する 内発的動機づけの 高い女の子です。

英会話 個人レッスンの日には アメリカのヒットチャート・ポップスの 歌詞カードから、韻を踏んだ ライムの歌詞の発音法や、ティーン特有の恋愛スラングの使い方など 質問をたくさん用意して 先生の来訪を待ち受けます。　『英単語単体の発音は、発音記号を読めば理解できますが、文中で 他の単語と組み合わさると、別の音に 変化し、音声を知覚できない場合があります。　リズム重視の 英語の歌の歌詞の聞き取りを練習することによって、英語を音節で区切りながら、聞き取り力がつく上、音声変化の法則を確認できるという点で 役立ちます。』と 里奈さんは 言います。

担当の先生は 『中学校の 新学習指導要領である 英語４技能５領域 "聞く・読む・話す（やり取り、発表）・書く" のバランス感の良い 英語力を形成しつつある里奈さんは、英語を単に 学校の１教科として考える ツール的志向がなく、英語を 世界の人達と繋がるための コミュニケーションの技量の一つとして捉えています。　そして、その関心は 試験範囲に登場する 単語や 文法事項のみに留まらず、英語母語話者の思考法や 生活様式にまで 広がっています。　また 海外の英語音声や、英語の印刷媒体を用いて、独自の学習方略を編み出し、日々の課題を設定して 到達する。　自発的な 学習サイクルから得た 英語知識は、英作文や、英語での発表など アウトプットの分野で 応用力として役立てています。』と評価します。

『洋書 ペーパーバックの多読を始めましたが、英和辞典では、単語の深い意味や 類義語との違いが 掴めない時もあります。　早く 先生のように英英辞典を使いこなしたい。』と語る 里奈さん - 誕生日プレゼントとして 英英辞典搭載の 電子辞書を ご両親に申請済みだそうです。

Q.長女が 溜池山王にある プリスクール（キンダーガーテン）に通っていますが、英語を話すことがほとんどありません。 英会話中心の個人レッスンは可能でしょうか？　受講場所は自宅で 溜池山王駅から徒歩５分、氷川公園の近くです

A.はい。　幼児向け英会話メニューに ロールプレイや ショー・アンド・テル の要素を取り入れ、自発的な発話機会を増やすことが可能です。