英会話講師は アルバイト契約が有利？ それとも個人事業主がベター？
最近 英会話講師採用面接の際、応募者の方から 『雇用契約は アルバイトなんですね？ 個人事業主でないのは 何故ですか？』 という質問を 多く受けます。
これは 多くの英会話スクールや、オンライン英会話事業者が、講師と 個人事業主として契約をしているため 英会話講師=個人事業主という概念が定着していること。 また、昨今 短時間・単発でできる仕事の需要が増え、＊ギグワーカーとしての
個人事業主に注目が集まっていることも あるでしょう。 そして "雇用契約を締結しないため、自分の裁量で働くことができる点" が 個人事業主のメリットであると、一部のメディアが個人事業主の特性を 強調していることも関係しているようです。
ただ、雇用主（英会話スクール）にとって、個人事業主の講師は 経費を節約しながら 必要な時に労力を使える便利な存在であるという一面がある。 そのため、英会話講師の求人・募集情報を探している方は、この点について十分な留意が必要です。
＊ ギグワーカー (Gig Worker)： 主にウェブ上のプラットフォームを介して単発の仕事を請け負う働き方をする人のこと指します。 オンライン英会話の講師はギグワーカーの一面が強いですが、英会話スクールの講師も一部 ギグワーカー化しているように思えます。 ギグワーカーは 自分の裁量で仕事を選べる反面、自分の希望する収入を得ることは難しい。 また 需要の流動性により 長期的なキャリアデザインを描くことが難しい 労働形態であるとも言われます。
英会話講師 - アルバイト契約のメリットを有効活用しよう
MyPace Englishでは アルバイト講師の方に、下記の待遇をお約束しています。 下記に挙げるベネフィットは 個人事業主講師が スクール・家庭教師業者から 業務委託を受けた場合は、受け取ることができません。
アルバイト契約による 従業員のベネフィット
1) 受講者様自宅までの往復交通費
2) 授業で使用する テキスト代
3) 研修制度
4) 労災保険制度： 家庭教師は安全な仕事ですが、業務中、或いは 通勤途中の事故による怪我に対しての補償が受けられるので安心です。
確かに ＊Uber Eats での配達のように 単発の単純作業 であれば、個人事業主として 仕事を１件ごと請負うのが妥当でしょう。 ただ 英会話 家庭教師のように 高度なインテリジェンスを要する 長期スパンのお仕事では アルバイト契約の方がメリットが大きい。 特に ＊＊年収103万円の壁を意識し、扶養内で仕事量を調節したい主婦・女性の方には 個人事業主になるメリットは ほとんどないように思えます。
＊厳密に言うと Uber Eatsとデリバリー・ドライバーの間では業務委託契約を結ばず、フード類を提供する飲食店から業務委託を受け、配達を行います。
＊＊年収103万円の壁： アルバイトやパートで働いている人は 年収が103万円を超えると所得税の支払いが発生することを指します。
主婦が多く 女性講師が９割以上を占める MyPace Englishでは、講師の皆さまが 心の余裕を持って お仕事に取り組んでいただけるよう、アルバイト従業員として 雇用契約を締結しています。 離職率の高い 教育関連の仕事で ３年以内に退職する講師がほとんどいないのは、こういった 講師への配慮が影響しているものと思われます。 本格的に英会話講師のお仕事に従事したいとお考えの方は、ぜひ 下記の求人・募集情報をご覧ください。
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