Voice - 🔗挫折知らずの 海外旅行英会話- 渋谷 真由美様 （東京都 目黒区)-

□ リスニングという行為が成立しない悩み □

『英語学習は、高校生の時 英検２級を取得して以来ですが、筆記試験であれば、今まで覚えてきた知識で対応できると思います。　丸暗記が得意なため 有効な語句整序や 取捨選択、文章中の誤り指摘等の形式で出題してもらえば正解が出せます。ただ、音声のやり取りを 繰り返す 英会話には、苦手意識と不安が、つきまといます。 英会話では、特にリスニングの際、聴覚に入った音声を分析する 音声知覚で 問題が生じやすい。　対話者の 音声を認識した後、次は理解という過程へ進むのですが、質問が聞き取れないため、返答が出来ず、返答の意味内容も 漠然としたものに、なりがちです。　単語や文法を一生懸命勉強しても、センテンスを聞いたときに 音声を認識できず、理解という過程へ進めないと、スピーキング力が発揮できない。　"聞く" と、 "読む" は、同じインプットであるから、応用できる部分もあるはずです。　リーディング力に 少しでも、リスニング力を 近づけるつもりで、英語音声を扱えるようになりたい。　そして モチベーションを高揚させるために 行動内在的随伴性、つまり どんな簡単な英語フレーズでも、通じたという実感を得ることから、英会話を学びたいです。』 と言う悩みを抱えた　渋谷さん。　持っている英語知識を使えない 英会話の場面では、消極性に拍車がかかると言います。

□ イメージングを重視した シンプルな会話法を 習得する □

ラスベガスでの 観光旅行を控えていた 渋谷さん。　現地での滞在を３倍楽しいものに するためには 英語コミュニケーション・スキルが必須であると考え、英会話 個人レッスンを受講し始めました。　『英会話の勉強と習得に 時間がかかることは分かります。　ただ、旅行先で 円滑に物事が進むことを目的とした 授業内容は 組めますか？　英語を用いて会話のキャッチボールを行う コミュニケーションを経験したいのです。　買い物などのカジュアルな場面で、現地の人が日常的に使う 短いフレーズを丸暗記しても良いと思っています。』

そのリクエストに対し担当講師は『先行経験（英会話 個人レッスン） が、後続課題 （現地での英語のやりとり）の学習を促進する方法ですね？　演習と実践の間で、構造の共通性 を見出して 正の転移を起こすことが可能です。　まず 海外旅行先では、旅行者が 会話で質問する事項と、店員さんが答える内容は、ある程度 決まっています。 場所や 状況に依存した 想定範囲内の英語は、パターン認識で理解しやすく "言葉のキャッチボール" も 成立しやすいです。』と説明します。

『"Excuse me?" と こちらから 会話を切り出せば、スキーマ処理が働き、相手の返答の意味内容は推測しやすいので、話しの内容を理解しやすい。　さらに 自分から質問する際は、基本フレーズを覚えておけば比較的簡単に英語で 話しを切り出すことができます。　まず 自分から質問できるよう ここにリストアップした 12の基本フレーズを覚えましょう。　この手法は 英文法を知らない小学生が、はじめ英文を丸ごと記憶して　類似した場面と出会うことで、次第に文中の語句を入れ替えて使用できるようになる 勉強法と似ています。　そして A や THE など 日本語にない要素は脱落しても違和感を覚えることなく、一気に発話してみてください。』 と説明し 演習を開始しました。

授業では、(1) ホテルの受付カウンターなど 具体的なイメージを浮かべる。　(2) その場面で 自分が 発話すると思う単語を 直観的に３つ選定する。　(3) 12の基本フレーズから一つを 選び、適切な単語を当てはめる。； この３つの手順に沿って 場面別に 英語の発話演習を繰り返しました。　『イメージした場面と、そのイメージに合った センテンスが 頭に浮かびます。　そして そのセンテンスの語句を入れ替えて使用すると、会話が予想した通りに 進行します。』

また、フレーズの暗唱を繰り返しにより、単語が連なったセンテンスの発話に慣れてくると、余力が生まれ 英語のリスニング力にも注力できるので、聞き取る力にも 徐々に改善の兆しを見え始めました。　『英会話で 単語の暗記はある程度必要だけれども、使用する文法は 多くなくても、基本的な英語表現は 通じると言う事に気づきました。　また、Take - Have - Get など 多義基本動詞を用いる機会が多く、その派生義が使いこなせるようになると、応用フレーズまで、簡単に覚えられるようになります。』と語る 渋谷さん。　この演習を通じ 単語や 構文をイメージして 直観的に発話する 認知文法の基本を用いているのだと、初めて知りました。

Voice - 🔗自宅でのキッズ英会話- 絵美ちゃんのお母さま　（東京都 世田谷区） -

キッズ英会話の現場である 個人レッスンで 子供たちの反応を観察していると、失敗を恐れずに難問に取り組む 勇気や、間違えても 諦めずに答えを追求する 粘り強さ など 学力テストなどでは数値化されない 非認知能力が 英語操作力向上の 牽引力になっていると 思う瞬間と出会います。　先生と生徒の協働作業である 個人レッスンで、自分の役割を自覚した 子供は 先生から正当な評価を受け 自尊心を得る。 そして 社会情動的スキルから "自分には この課題を達成できる"　という 自己効力感が生まれる - その 小さな成功経験のサイクルが 技能向上の 厳選となるのです。

幼少時から クラシック音楽に 慣れ親しんでいる 絵美ちゃんの場合、音楽教育を通して培った 集中力と、メトロノームがなくても リズムをキープし続ける事ができる　抜群のリズム感を 英会話学習で 転用スキルとして 役立てているように思えます。　担当の先生は 『絵美ちゃんは 英語の音声と 韻律を 同時に体得できる リズム的能力に恵まれています。　英語の韻律と 音楽のリズム の共通性に関しては、多くの教育機関で 研究が進む分野ですが、音楽教育を受けてきた音楽家は聴覚機能が発達していて、それと比例するように 言語聴覚機能も向上するという報告もあります。』

『ただ、言葉の韻律（リズム） は言語音声の根幹をなす一方、生理的な要素であるため、その音的特徴を明確に認知することは 難しい。　そのため、子供英会話の分野では、明示的な演習法は、ほとんど導入されていないのです。　その点、絵美ちゃんの場合、単語尾の子音と 続く母音の音が連結する リエゾンを シンコペーション（syncopation）、破裂音のある 強勢拍子を スタッカート (staccato) と 英語と音楽のリズム的共通点を発見して 理解しているようです。　また 英語の特徴である 強勢拍リズムでは、強勢のない音節が弱化し、強弱のコントラストが生じることを 絵美ちゃんは明確に認識しています。　そのため 語尾の破裂音が脱落するリダクションや、２つの単語が連結する事で、違う音に変化する 同化など、音声変化を、ごく当然のこととして 受け止め、英語のリズムルールを 忠実に再現することを目標に英語を発話しているのです。』と評価します。 大人たちも予想しない場面で、転用スキルを活用する キッズ英会話 個人レッスン では 大人たちも 驚きでいっぱいです。

Voice - 🔗海外留学も視野に入れた 中学生 英会話- 村山 里奈 様 （中学１年生）　（東京都 文京区） -

『ペンギン・リーダーズの 洋書ペーパーバックを、英語の勉強に取り入れています。　このシリーズの小説は、英語を学習者のレベルに応じて、無理なく読めるように、語彙の使用に制限を加えているため、リーディング学習に最適です。　英語の小説は 読み方に工夫を凝らすと、多様な学習方法が 編み出せます。　例えば 文章を音読すると、自分の発音知識が曖昧な 英単語が分かるので、発音記号を確認すると 発音を修正できますし、音節区切りの習慣も身に付きます。　そして、英語は イントネーションをどの言葉に置くかによって、意味が大きく変わるので、抑揚の付け方に留意するようになり、発音の正確性も向上します。　また 段落ごとの意味に意を配し、あらすじの方向性を推測しながら読む、パラグラフ・リーディングの ノウハウを応用すると、長文読解力が上がり、全体把握の正確性にも繋がります。』　と語る 里奈さんは、学校で履修する英語と、北米で使われている英語の ２つの違いを感覚的に知りながらも、境界線を敷くことなく、３年後に参加を予定している カナダでの 夏季ホームスティ・ツアーの際に 役立ちそうな英語情報は 全て 吸収する 知識欲旺盛な 🔗中学生です。

週一回の英会話 個人レッスンの日には、英語圏のヒットチャート・ソングの歌詞の中から、恋愛向けスラングの意味や、アーバン・ミュージック特有の ライム（韻）の踏み方など 質問をたくさん用意して 先生を迎えます。 『英語の歌詞は、その一音節に対して、音符一つが割り振られている場合が多いので、英語特有の 単語内の音の区切りの発話法を マスターするためにも、歌詞を暗記して、そのリズム感覚を体得するようにしています。　また、洋楽の歌詞には、学校生活の様々な場面で応用できる センテンスや、感情を表現するための 便利な言い回しが 多く登場するので、情報源として有効活用しています。』と里奈さんは言います。

担当の講師は 『英語を学校の１教科と捉えず、世界中の人たちと 情報を交換するためのツールと位置付ける 里奈さんは 英語学習に対して 内発的動機づけ が高く、周囲の評価より "英語が好き" という 自己の興味や関心が高い、私的自意識の高い 学習者であると思います。　そのため、英語学習では、文法や 単語を暗記するだけに留まらず、英語文章に登場する 人物たちの 歴史的背景や、生活様式までに関心を広げ、知識を得る、探究学習の道を 歩み始めたようにも 思えます。 また 身の回りの 英語媒体を 教材に見立て、課題を設定し、到達を目指す 学習デザインの才覚がある。　そして 自発性の高い 学習サイクルを 循環する中で 習得した知識は、英会話や 英作文など アウトプットの分野で、豊かな表現力として 発揮されています。』と評価します。

『辞書を引きながら 英語の小説を読んでいますが、英和辞典では 単語の深い意味を掴むのが難しかったり、類義語との微妙な意味的違いが 分からないこともあります。 早く 先生のように 英英辞典を使いこなしたい。』という里奈さん - 中学校での英語の成績ももちろん優秀です。

Q.33才の専業主婦です。　英会話はまったくの初心者ですが、入門者にマンツーマン英会話は適しているのでしょうか？　自宅は 練馬駅から徒歩６分で、最寄りのバス停は 東電支社前 です。

A.初心者の方は 特に 文法定義や、単語のニュアンス解釈を 訂正する場合が多くあります。　正しくない理解を全て 正しい知識に 変えることが可能なのは プライベート英会話の特徴です。　初心者の挫折率を軽減するという意味でも、個人レッスンがお勧めです