口コミ - 🔗親子・夫婦で始める英会話- 野澤祐二さま　（東京都 千代田区） -

『海外から来日した 顧客と 会社で 🔗英語の商談をする時は、英語の 聞き取りに 困難が生ずることは、ほとんどありません。　対話者との 取引関係も長く、外国とは言え 同じ業界に長年いる者同士の会話では、コンテクストの共有部分も大きいため、特定領域の知識や、常識を用いて 推測する スキーマ処理も順調に作動する。　そのため、会話の流れの 全体的な意味を理解した上で、単語などの細部を 聞き取る トップダウン処理の リスニングができるのです。　加えて カタカナの業界用語を言うだけで、前後を推測してくれることさえあります。　その一方、休日の東京観光に同行し、雑談を中心に 英語で話しを進める場面や、アフター５の 会食の 際のリスニングでは、 英語のリズムや音声変化に対処して、適切に分節化を行うことができないのです。　音節という 音の塊りをヒントに、どの単語が使用されたのかを 特定する 音声知覚が十分になされず、意味理解が追い付かないのです。　そして 相手の発する質問 が正確に聞きとれないため、それに対応した適切な返信が返せない。　そのため、言葉の やりとりの継続自体が、難しくなるのです。 カジュアルな内容を話す 🔗日常英会話の際に起こる、リスニングの問題の 原因を見出した上で、効率的に解決したいと思います。』 と 野澤さんは 英語学習上の 悩みを打ち明けます。

これに対し 担当の講師は 『まず リスニングに関しては、🔗TOEIC で高得点を記録していても、英語 母語話者同士の雑談はほとんど聞き取れない と言う学習者は 多くいます。 　資格試験のリスニングテストでは、トレーニングを積んだ ナレーターが 聞き取りやすい英語を話す上、発話速度も 150 wpm （１分間に 150語）程度と、ゆっくりであるため 聞き取りやすいのです。 　一方 カジュアルな場面で用いられる 日常英会話の発話スピードは、TOEIC の 1.5倍程度と かなり速い上、用いる構文や 語彙も、ビジネスシーンで用いる単語とは 種類が異なります。　そのため、英語の習熟度に関して、用いられる指標の一つである "母語話者らしさ" を意識し、必要な場面で適切な定型表現を使う演習が 必要です。』と説明を始めました。

"まず、日常英会話の聞き取りが難しい理由を３つ挙げてみます；"

(1) 話題が唐突に始まり、いったい何の話題なのか、文脈を掴むのに 時間がかかる； こちらの理解度に関係なく、音声情報が次々に提示されるため、内容を理解できないまま会話が終了することもある。　また 日本語でも予備知識のないジャンルの話しは、語彙不足のため、聞き取りに困難が生じがちです。

(2) 🔗カジュアルな日常英会話では、口調もリラックスしがちで 情緒が言葉に乗りやすい。　そのため 発話の 抑揚の高低が 大きくなり、日本人が聞き取りを苦手とする 音声変化 が起こりやすい： 口語体や 言い淀み、言い直し など、話し言葉特有の現象に慣れていないため、誤聴や 誤認識が多く発生します。

(3) 親しい人との会話では、第二言語としての英語 の範囲を超えた イデオムや、動詞 と 前置詞をセットにした 句動詞が 多く登場するので、語彙知識の不足が生じやすい： 会話トピックが 無限に広がる 日常英会話では、覚えるべき 単語が 多く、体系だった 語彙習得法もないため、常に 語彙不足に悩まされます。

『論理的思考を基本とする ビジネス英会話と違い、情動と曖昧さ、社交性が 混合する 日常英会話では、より高い リスニング力が 必要です。　加えて、言語学の世界には、"英語発音の正確さと、聴解能力は高い相関関係にある" という 仮説があります。　つまり、自分の発音を最適化することによって、リスニングの課題は、自然と解決に向かうのです。』と説明し、英語発音の 最適化に取り組みました。

□ 音声学・音韻論を基に 発音の最適化に取り組む □

野澤さんの 英会話 個人レッスンでは カジュアルな英語発音を 学ぶため下記３点を基本ルールに発話演習を行いました。

(A) 発音の基礎となる、強勢付き母音字の長音と短音をマスターする；　英語の 強勢は音節が持っているが、その中でも母音の部分が担っていること、そしてその前後に子音を置いた 英語の閉音節(CVC) と、日本語の開音節(CV) の音節構造の違いを 知識として 理解します。

(B) 高さ、長さ、強さの三つの韻律的要素の違いと特性を覚えて 発話する； 韻律的特徴を掴み、自分の発話リズムが 英語として自然であるか を、自己モニタリングできる 実力をつける。

(C) 語末の子音と、次の語頭の母音が連結する リンキングや、前後の音の影響を受けて、違う音に変わる 同化など音声変化の発話法をマスターする。；　綴りに存在する 音が消えたりする 音声変化は、予想している音色との間にギャップあり、単語の同定が難しくなる。　そのため、音韻論の知識を増やし、綴り字への依存を低減することで、英語リズムうを身に付けます。　また 聴覚では識別が難しい 微妙な音に関しては 発音記号に記し 暗唱をお願いしました。 暗唱により 記憶の定着が進むとともに、その音を聞き取る力も 上がります。

『自分の発話する英語の音が、"音声学的、韻律論的" に相手の発音法と近づくにつれ、リスニングの課題が一つづつ 解消するんですね。』との 感想を述べる 野澤さん - 上達への第一歩を歩み始めました。

口コミ - 🔗自宅でのキッズ英会話 - 絵美ちゃんのお母さま　（東京都 世田谷区） -

子供たちの 英会話 個人レッスンを 見学していると、継続的に 反復演習を繰り返し習得する 集中力や、答えを間違えても 落ち込むことなく、なぜ誤りなのかを省察し、意識化して同じミスをくり返さない 教訓帰納 など、数値化できない 非認知能力が、英語能力獲得に深く関係していることに、気づく瞬間があります。　そして 個人レッスンでの 先生との協働作業を通じ、自分の役割を認識し、目標の達成に至る過程で 社会情動的スキルを 身に付け、 "自分ならこの課題を達成できる。" という自己効力感が 生まれたとき、子供たちの英語力は 飛躍的に伸び始めます。

ピアノの演奏が得意な 絵美ちゃんは、英語の 韻律と 音声の両方を的確にとらえ、音節を構成する子音は点で、核となる母音は線の役割を 持っていることを自覚できる、聴覚能力に恵まれています。　英語の音を聴いただけで、息の通り道である喉や口の形を想像し、微妙な音の調整で具体化する 絵美ちゃんの発話には、音楽領域で培った "音を知覚する能力" と "音を生み出す能力" を 英語学習に 転用しているのでしょう。 担当の講師は 『英語発話力の獲得と、音感覚との相関性については 多くの教育機関で 研究が進行中ですが、本来自然発生的に創り出された 言語と 曲は 原始的な結びつきがあるのでしょう。　そして 言語の持つ独自のリズムと、伝統的民謡の持つ歌詞は 共に 歴史的に伝承されてきたのだと思います。　絵美ちゃんの場合、ピアノ演奏の経験から得た、右手で主旋律（音声）、左手で 副旋律（韻律）のリズム感覚を 英語に取り入れているようです。　右手の動きは左脳が、左手の動きは右脳が指示しますが、両手がそれぞれ異なる作業を行う時、左右両方の脳が作動する - 右脳と左脳のはシナジー効果が生じているのでしょう。　また 絵美ちゃんは 英語の韻律的特徴を 音楽用語に置き換えて、理解している点でも ユニークです。　弱拍と強拍をタイで結ぶ シンコペーション（syncopation）や、音と音を滑らかにつなげる スラー(slur) を想起させる音は 英語にも多く登場します。　西洋音楽を構成する諸要素の用語は、言語音声学との関連が密接な場合が多いため、絵美ちゃんは、英語特有の 強弱交替のリズムを持つ強勢拍リズムに、音楽的側面から解釈を加えているのだと思います。 この恵まれた リズム感を 英語発音の習得に 活用することによって、音の流れの中で強いアクセントのある音を基準にリズムが作られる 英語の特徴を、忠実に再現することができます。　Tの破裂音が弱音節で 有声子音化する 弾音化 (フラップT）や、単語同士が連結して発音される リエゾンなど、小学生では 体得が難しい 音声変化も 一つの塊（チャンク）として一息で発音しています。　日本人が 英語の発音の習得に苦労する理由として、音節数の知覚が困難であることが挙げられますが、弱音節の音まで 認識し、英語では 綴りよりも 発音ルールが優先されるという 発音上の前提を、内在化しているため、音声の法則に忠実に従い、英語を発話しているのだと思います。』 と評価します。

生得的、潜在的な才能、数値化できない 子供たちの 非認知能力を発見する 英会話 個人レッスン。 その年令で 敏感期だからこそ 発揮できる力を 最大限に引き伸ばします。

Voice - 🔗海外留学も視野に入れた 中学生 英会話 - 村山 里奈 様 （中学１年生）　（東京都 文京区） -

『留学生向け 英語のチャット・サイトに参加して、世界中の学生たちと、情報を交換しています。　チャットでは、対話文のような 短文のやりとりが多いですが、真剣な内容の 書き込みでは、段落ごとの 論理展開を意識する、パラグラフ・ライティングの手法を取り入れると、事柄の詳細な描写ができるため 読み手にも伝わりやすいですし、英作文力の向上にも繋がります。　中学校の英語授業では、使用構文を指定する 条件英作文が多いですが、相手の立場に気を遣って 単語を選び、事実と意見を区別しながら書き進める チャット書き込みでは、より実践的なアウトプット方法が 学べます。』 と語る 里奈さんは、３年後の海外語学研修に 役立ちそうな英語情報は、全て 知識として吸収する知的好奇心 旺盛な女の子です』

英会話 個人レッスンの日には 愛読する 英語ペーパーバックの小説から 翻訳できない箇所を抜き出したり、主人公が使う 慣用句の用法など 質問をたくさん用意して 先生の訪問を待ち望みます。　『英語の小説を選ぶ時は、英語を英語のまま理解する 自動化を促進する 練習をするため、速読ができる 平易な内容の書籍を選ぶようにしています。　ペンギン・リーダーズの 名作シリーズは、学習者が 熟達度に合わせて 本を選べるように 語彙制限のある編集がなされているので 勉強に取り入れやすいです。　また、２回目に読むときは、精読を心がけ、文構造を分析し、参考書を使いながら文法の知識の整理すると、深いレベルで英文法が理解できるようになります。』 と里奈さんは言います。

担当の先生は 『内発的動機づけ の強さが高い　里奈さんは、単に 英語を学校の１教科を捉えることなく、その言語の歴史的背景や、その母語話者たちの生活様式にまで、関心を広げながら 包括的な知識を追求している点が 大きな特徴です。　また、身の回りの英語媒体を 学習教材として取り入れ、自分自身の学習活動に能動的に関わりながら、自己調整学習を 自らデザインしています。　そして、その独自性の高い学習法の成果は、英作文や、英会話など アウトプットの領域の、応用力として発揮されています。』 と評価します。

『英和辞典では 単語の持つ本来の意味が 分かりにくいこともあります。　早く先生みたいに 英英辞典を使いこなしたいです。』と語る 里奈さん。　誕生日プレゼントとして 英英辞典 搭載の 電子辞書を ご両親にリクエスト済みだそうです。

Q. 息子が表参道の青山学院高等部 に通っていますが、英語の成績が芳しくありません。　学校の英語授業の補習中心の授業内容は可能でしょうか？ 受講場所は南青山４丁目の我が家で、表参道駅から徒歩７分です。

A. はい。　学校 授業の予習・復習を行ない 内部進学 対策まで進めます。