Voice - 🔗親子・夫婦で始める英会話- 野澤祐二さま　（東京都 千代田区） -

『Eメールなど 文面では、自分の意見や要点を、簡潔に伝えることができます。　ですから、基本的な英文法は、持ち合わせていると思います。　ただ 対面の商談など、実際の英会話の場面では、Eメールなど 文字化されていたら簡単に伝わる英語が、相手に理解されない ケースが 多くあります。　 恐らく 僕の 英語音声の韻律生成に課題があり、カタカナ表記に近い発音は、英語母語話者には 知覚が難しいのでしょう。　日本語と英語の音韻体系の違いを知り、自己流の発音法を見直して、オーラルで コミュニケーションできる範囲を、広げていきたいと考えます。』と野澤さんは 言います。　実践的な場面で 英語を話す機会を得て、初めて "カタカナ英語は日本人同士にしか通じない" と気づく 学習者の方は 多くいます。 ただ 、言葉のリズムは 音声言語の根幹をなすものであり、生理的な要素であるため、自分で自分の誤りを 自覚することが難しい。　そのため、発音の矯正にも、時間がかかると言われています。

これに対し 担当の講師は 『野澤さんの英語発音は、日本語特有の 子音＋母音で１拍（2モーラフット）と捉える、モーラ拍リズムが 韻律の基調です。　子音の前後に 余分な母音を挟む 母語干渉の影響が見られる上、綴り字を優先して、ローマ字読みに、英語の音を変換する 傾向が見られます。　基本的な 語彙・構文知識を持ち合わせているのに、正しい発音を身に付けないと、これまで習得した 言語操作能力が最大限に活かせなくなってしまいます。 言語学の世界には、 "正しく発音できる音は、必ず聞き取れる" という仮説があります。　つまり、正確に英語を発音する方法を身に付ければ、リスニング上の問題も 解決していくのです。』 と 意見を述べ 発音の最適化演習の導入を勧めました。

野澤さんの 英会話 個人レッスンでは、３点に重点を置き 発音を見直すことにしました。

(1) 単語を構成する１つ１つの音である 音素の確認： 吐く息の運動を調整したり、舌が口蓋に触れたりなど 各音素の発音法を理解すると、口唇の 微細運動が馴化し、音声知覚力が向上し、その発音から単語の綴りを推測・認識できるようになります。　特に TH など 日本語にない調音様式の分節音や、B - V など 日本語では区別しない英語特有の音素の発音は、日本人の リスニングに大きな影響を与えるため、重点的に発音法を習得します。

(2) 音節単位で 音を聞き取る： 英語の音節の概念と構造を理解すると、スピード感ある 英語のリスニングに順応でき、自分の発音も伝わりやすくなります。

(3) 弱母音を深く理解する：　強弱アクセントの中で起こる 母音の弱化現象に　気がつかない日本人学習者は多くいます。　ただ 弱母音の仕組みを知り 正しく発音できれば リスニング上の 問題の多くは 解決へと向かいます。

これらの 基本ルールを 守りながら、英語テキストの音読から始め、発音の誤りを 音節単位で 解説しました。　『僕の英語発音は 余計な母音を加えて 等時間性のリズムを無意識のうちに保持してしまうことが 欠点だったと気づきました。　週末は 我が子のフォニックス教材を 借りて 自分なりに英語発音を改善しています。』 と感想を述べる 野澤さん。　英会話 個人レッスンでは 学校英語では習得できない、音素単位で 発音を見直す 演習を提供し 発音を最適化します。

Voice - 🔗自宅でのキッズ英会話- 絵美ちゃんのお母さま　（東京都 世田谷区） -

子供たちの 英会話 個人レッスンを拝見していると、"失敗を気にせず 意欲的に取り組む力"や、"反復学習の正解率を高めようとする向上心" など 数値化することが難しい内面的なスキルである 非認知能力を発見する機会が多くあります。 英会話 個人レッスンを 先生との協働作業と認識し、自尊心という情動を制御する力を得て、"自分にはこの課題が達成できる。" という 自己効率感が生まれた時、英語操作力は飛躍的に上昇します。

ピアノ演奏が得意な 絵美ちゃんの場合、長時間の演奏経験から得た 集中力と 英語の音声と 韻律を同時に 理解する 絶妙なリズム感を 英会話力習得に 活かしています。　担当の講師は 『英語の韻律と 音楽リズムの相関性に関しては 多くの学術機関で 研究が進む分野で、英語の音声リズムが、作曲するメロディのリズムに影響を与えることを示唆する論文が多く発表されています。　また 英語の音は 音楽の旋律ほど 高低や強弱はありませんが、音楽の 節奏（しらべ）、律動（周期的なリズム） と、英語の音声・韻律の間には 共通性があると思います。　絵美ちゃんの場合 英語の音を "鑑賞"し、言語音を構成する要素を吟味し、 音楽用語と関連付けて、記憶しているようです。　例えば 強勢 を シンコペーション (Syncopation) に例え 意識的にリズムに跳ねた印象を与える。　また２重母音の２つの母音が滑らかに繋がる感じを テヌート（tenuto）と比較するなど、英語の韻律の仕組みを 感じ取り、思考し、言語化しています。　言葉のリズム（韻律）は生理的な要素であり、母語のリズムに無意識のうちに同期させて話してしまうため、教える側にも、配慮が必要な指導領域です。　ただ、絵美ちゃんは、天性のリズム認知能力を活かし、前置詞や冠詞などが弱く発音される 弱形や、単語尾の子音と 続く母音の音が連結する リエゾンなど、音声変化まで 忠実に再現しています。』　と評価します。

聴覚の敏感期にある子供たちが 転用スキルや 非認知能力を発揮する キッズ英会話 個人レッスン - 大人たちと違う感性で 英語は解釈され、技量として積み重なります。

Voice　- 🔗海外留学も視野に入れた 中学生 英会話- 村山 里奈 様 （中学１年生）　（東京都 文京区） -

"中学校の英語授業では、自分の意見を 論理的な思考を用いて、まとまった量の文字の英作文を 書く技量が求められています。 しかし 実際の授業では 英作文と言っても 和文英訳や 条件作文が中心で 採点の基準も 既習の単語やフレーズを文章に組み込み 文法的に正しい英文を書くことが 中心です。　そのため 自分の考えを英語で 書き表す 機会自体を、中学生は ほとんど与えられていないのです。"　この、先生の 英語教育に関する 意見を聞いて、英作文の重要性を 感じた里奈さんは 有効な英作文の練習法を考え、実践に移しました。

□ 自分で考え出した英語学習法を取り入れる □

『英語圏の 留学生向けチャットに参加し、国外の学生たちと 情報を交換しています。　チャットの英語は 書き言葉ですが、口語表現に近い 短文が多く記されているので、汎用性の高いフレーズをメモして、日常英会話で応用しています。　また 複雑な内容の 書き込みでは、段落ごとの内容構成を意識した パラグラフ・ライティングの要素を取り入れていると、読み手にも伝わりやすいですし、英文の基本構造を再確認する 絶好の機会にもなります。　学校の授業では、指定された文法や、単語を用いる 条件英作文が主流ですが、チャットの英作文では、自分の主張を 明確に言語化したり、下書きを を遂行し 編集する能力や、文章全体の構成をまとめる力が、求められる。　また、自分の意見を簡潔にまとめ、相手の立場や 心情まで考えて単語を選ぶため、総合的な英語表現力を 培うための練習に繋がります。 』 と語る 里奈さんは、学校で履修する 英語と、北米の英語の間に境を敷かず、３年後に参加を予定している カナダでの夏季ホームステイ・ツアーで役立つと思う英語情報を、全て知識に変える 内発的動機づけの高い 女の子です。

英会話 個人レッスンの日は、アメリカのファッション雑誌の切り抜きなどから、構文が複雑で 自分で翻訳できない センテンスや、ワードローブに関するイデオムの意味など、質問をたくさん用意して 先生の来訪を待ち受けます。

『日常英会話や 自由英作文では、文法の正確性よりも 自分の考えを明確に示すための、豊かな語彙の方が 重要であると思います。　ただ、中学校で習う 英単語数は 2,500程度と少ない上、基本単語に集中しているため、表現力を磨くには 少なすぎると思います。　英語のファッション雑誌には ダイアログ形式や 口語調で書かれた カジュアルなイディオムが多く登場する上、共感や 不満など 感情的なニュアンスを含む談話標識など、 実践に使える 英語フレーズが たくさん掲載されている。　これらを ノートに書き留めて、実際に会話で使用する 場面を想像しながら 短文を書いてみると、外国人との雑談で、話しがはずむようになります。』 と里奈さんは 言います。

担当講師は『"英語が純粋に好き" という里奈さんは 英語の知識を増やすだけでなく、その 母語話者の文化や、歴史的背景まで含めて 理解したいという 統合的志向の持ち主です。 また 自分に適した 学習法を創意工夫を通じて 発明する 才覚を持っているようです。　英作文が得意な上、学校の学習範囲にはない 和文英訳にも積極的に取り組んでいます。 これらの アウトプット学習は、暗記中心型の学習法への偏りを避けるための 産出的学習法としても有効です。 中学生の 新学習指導要領である "聞く、読む、話す（やり取り・発表）、書く の 英語４技能５領域の中でも "話す - 発表" が一番得意という里奈さんは バランス感のよい 英語力を形成しています。』と評価します。

『英語の小説を読んでいると、英和辞典では 単語の本当の意味が 掴めないことや、同意語や類義語の意味やニュアンスの違い、使い分けが分からないこともある。 早く 先生みたいに 英英辞典を使いこなしたいです。』 と語る 里奈さん - 英英辞典を使う習慣をつけると 英文を読む機会が増えるので、英語構文の効果的学習につながることを 本能的に理解しているようです。

Q. 最寄り駅は 武蔵小金井ですが、徒歩13分ほどの場所に自宅があり、最寄りのバス停は 本町４丁目 です。　武蔵小金井駅から 距離があっても マンツーマン英会話を受講できますでしょうか？

A. 徒歩13分であっても 武蔵小金井であれば講師の手配が可能です。