Voice:- 🔗英会話講師の視点 - 松山 えり先生

英会話学習の基本が、集団指導から マンツーマンにシフトした 現在、家庭教師 英会話が 注目を浴びています。　約 40分～80分と言われる 通学・通塾 のない 講師訪問制の家庭教師は 時間節約に貢献するだけでなく、受講の曜日・時間帯まで設定できるので、隙間時間の発生を防ぎ 時間効率まで 高めます。　『時間面でのメリットに注目が集まる 家庭教師ですが、他の個人レッスン業態にはない 特有のメリットが あります。』と松山先生は語ります。

『オーラルでのやりとりを主流に展開する 英会話学習では必ず 発音の最適化が含まれます。　そのため 聴力を駆使し微妙な音声の 差異を認識できる 音環境で行うことが最善です。　 その点で 生徒さまのご自宅は 内外からの騒音の遮断に加え、反響音を吸音する音響面の配慮もあるため、理想的な 音声環境で受講頂けます。　また 授業では 常に 生徒さまが "どこまで 英語を聞き取れているか" を モニタリングできるのも 静けさのおかけです。 (1) 長いセンテンスの聞き取りで 意味処理ができているか？ (2) 文頭の 短縮の音声変化を認知しているか？ (3) 強く・長く 発音する強勢が ほぼ等間隔で生じていることを体感しているか？　を投げかけ、弱音節に見られる 不規則の中の規則性 の体得度を 測る演習は、セミパブリック性の高い 英会話スクールの教室では 難しいと思います。　音環境の重要性に関しては、"もし 英検２次面接試験で 音環境の整備が不十分な場合、合格率が大きく変わる" と 考えると 分かりやすいと思います。』

□ 右脳・左脳のバランスを取る 家庭教師 英会話 □

『学習者と講師の両者が 能動的に交流し、共通の理解と認識を 言葉に頼らない 非言語コミュニケーションを通じて深めていく のが家庭教師 英会話の特徴です。』と松山先生は語ります。

『人は言語を使う時 論理的な思考に関わる 左脳を用います。 推敲や校正を重ねる 英作文に取り組む時は 左脳中心の産出を 行なうことになります。　一方 対面の状況では、視線を向けて 相手の表情を掴めるため、右脳の働きと 非言語コミュニケーションの能力がさらに高まるとも考えられます。　英会話では 文法の正確性、構文の複雑性は 左脳で制御しますが、スピードなど 流暢性は 右脳が関与しています。　そのため 右脳と左脳の両方が関与している状態がベストである 英会話では 人と人向かい合う事で 脳のバランスが取れ 高いパフォーマンスを発揮できるのだと思います。』

□ 人と人が 向かい合うことで 能力は発揮される □

また ご家庭での対面レッスンでは、心地よい パーソナル・ディスタンスというを容易に保持することができるため、相手の思考の流れが 予測しやすい。　その 物理的距離と 心理的距離が 学習成果に及ぼす 影響は 大きいと 松山先生は感じているようです。

『言葉の持つ微妙なニュアンスや、発話全体にかかる コンテクストの構成など 暗黙知にあたる 情報が多い 英会話学習では、生徒さまが 内在する疑問を言語化して、質問に変換すること自体が 難しい。声音の変化や 小さなハンド・ジェスチャーなど から 相手の 漠然とした疑問を 仮説として言語化し、言葉を言い換え、その質問を より理解しやすい表現にするパラフレーズして こちらから提示する 気配りが 担当講師に必要です。　 　また テーブルを挟んで斜めに座ると リラックスできる スティンザー効果など 調和した関係（ラポール）を 築くための 創意工夫を両者が取り入れている点が、家庭教師 英会話の 快適性の秘訣です。』と松山先生は語ります。

英会話学習では 発話の "量" を増やすだけでは 粗形態に陥ってしまうため、常に 改善のヒントを講師が提示し、"粗雑な完成" を回避し、 "質" を保つことが 大きな課題 - パートナーとしての 担当講師は、"絶え間ない修正" を可能にします。

Voice: - 🔗自宅でのキッズ英会話 - 絵美ちゃんのお母さま　（東京都 世田谷区） -　

子供たちの英会話　個人レッスンを拝見していると、複雑な問題を 根気強く やり抜く辛抱強さや、失敗を気にせず 答えを追求する探求心 など 数値化できない 非認知能力が、主体的な学びへとつながることに気づきます。 そして 先生との対話的な学びを通して 折り合える協調性を身に付けながら "自分には この課題を達成できる。" という自己効率感が 生まれた時 英語の技量習得は 加速します。

□ 韻律的側面を重視する 発音取得法 □

幼少時から音楽演奏に 慣れ親しんできた絵美ちゃんの場合、楽譜を用いず演奏するための 暗譜作業から得た 集中力と、抜群のリズム感を 英会話学習で応用しています。　言葉のリズムは 生理的な要素であり、母語のリズム習得は 生まれた段階で始まり定着化するため、日本語から英語のリズムに 後から変えるのは難しい。 そのため 音楽活動で培った そのリズム感を 英語に転用できる絵美ちゃんは 英語学習に於いて 才能に恵まれていると 言えます。　担当の講師は 『ピアノや マリンバなど 複数の楽器が弾ける 絵美ちゃんは、"リズム感が言葉の記憶を助ける。" という 脳科学の定説があるように、言葉のリズムの認識力の高さが 英語発話力の向上をけん引しているようです。　英語音声と韻律を 心と身体で正確に刻むことができる上、言葉に付随される イントネーションなどの韻律的要素が 話者の情動の表出と 関係していることも 直観的に理解しているようにも思えます。　音楽のリズムと 英語の韻律の 共通性は 多くの大学機関で 研究が行われていますが、古典派音楽と 英語は共に ラテンを起源としていると言う点で リズムに共通性があるのでしょう。　絵美ちゃんの場合 英語の音を、"テヌート（tenuto/ 音の長さを充分に保持する）は ２重母音みたい" と 音楽用語に置き換えているような気がします。』

『日本人が 英語音声知覚に於いて 困難を感じるのは、英語の複雑な音韻構造と、日本語の韻律的単位 の大きな違いによるものだと 言われます。　ただ 言葉の韻律（リズム）は 非常に生理的な要素であるため、一律的な改善は難しい。　ただ 絵美ちゃんのリズム感を 有効活用した 発音演習では、単語尾の子音が 次に来る子音の影響で 音が変わる 逆行同化や、動詞と前置詞が 挟まれた 代名詞と３語が連結する リエゾンなどの 音声変化を デフォルトの音として 発音。　また 音声変化の中でも語尾音の消失の法則は 聴覚での識別が難しい 微妙な音なのですが、語尾では調音のエネルギーが落ち 有声音は無声音 になるなど 人間の特性に基づくルールまで 理解しています。』と 評価します。

英語は、インプットがないと本質的には習得できないと言いますが、"英語は正しい手法に基づいた アウトプットがなければ "精緻化" しないとも 言い換えられます。　大人の予期しない所で、転用スキルを発する 子供たち - キッズ英会話 個人レッスン - 授業時間の半分を子供のアウトプットが占める 会話中心のインタラクティブ・プログラムです。

Voice:- 🔗海外留学も視野に入れた 中学生 英会話- 村山 里奈 様 （中学１年生）　（東京都 文京区） -

『英語の留学生向け チャットで、世界中の学生たちと 情報を交換をしています。　チャットの書き込みは短い英作文が中心ですが、電子メールや SNS など 一回のやり取りで交わされる情報量が少ない媒体では、口語体の英語を用いるので、日常英会話にそのまま利用できる フレーズが、たくさん見つかるのでオーラル・コミュニケーションで 応用しています。　また、内容が複雑な書き込みでは、1つの段落に1つの話題を記述する パラグラフ・ライティングの技術を取り入れると、相手にも理解されやすいですし、英作文力も向上します。　中学校の英作文の授業では、指定された構文や 単語を用いる条件英作文が 主流ですが、自分で話しの題材を設定し、読み手の立場を配慮しながら、自分の意見を英語に変換していく 書き込みは、より実践的な英作文にチャレンジすることができます。』 と語る 里奈さんは、中学校で履修する 英語と、北米の英語の間に 境を設けることなく、３年後の夏休みに参加を予定している 海外語学研修に役立つと思われる 英語情報は 全て 知識として 吸収する 内発的動機づけの 高い女の子です。

英会話 個人レッスンの日には 愛聴する イギリス発の ポッドキャスト番組の リスニングで 聞き取りが難しい箇所や、キングズ・イングリッシュ特有の 言い回しなど 質問をたくさん用意して 先生の来訪を待ち望みます。

『中学校の英語授業で用いる 英語音声教材のナレーションは 発話がゆっくりで、聞き取りの練習には 不向きと考え、英語母語話者をリスナーとする 音源を探していました。　このポッドキャストの語りては早口ですが、英国の英語は子音が明瞭に発音されるため、聞き取りやすいです。　ポッドキャストを聞くときは １センテンスの英語音声を聞いた後に、同じ文章を復唱する リピーティング学習法を取り入れています。　この演習法を繰り返すと、 英語の音節単位の区切り方 への理解が深まる 上、英語をセンテンス単位で暗記する習慣がつくので、ここで覚えたことは 英作文の応用力として発揮できます。』 と里奈さんは言います。

担当の先生は 『小学生の時から 英会話を 個人レッスンで学んでいる 里奈さんは、当初　聴覚優位の認知特性を活かして、音声中心の 会話やりとりの演習を中心に 授業を進行しました。　英語の発音に関しては、強勢拍リズムとアクセントの移動 や、日本人にとって 識別困難な音声要素である 半母音の発話まで、細部まで 精度の高い 英語発話法 を習得しました。　音声の調整によって 韻律を保持する 発話法を 習得した里奈さんは、センテンス単位の音読であれば、インターナショナル・スクールの生徒と比較しても 遜色のない 発音力を獲得しています。　また 中学校に進学する直前から、新学習指導要領 英語４技能５領域を意識した 指導にシフトし、「読む」「書く」「聞く」「話す（やり取り／発表）」ごとに 個別の演習を行いました。　里奈さんは中学校の英語授業の中でも、総合力が問われる "話す - 発表" が一番得意だと言い、バランス感のある 英語操作能力を 形成中です。』と評価します。

『洋書 ペーパーバックの多読にチャレンジしていますが、英和辞典では 単語の深い意味が 掴めないこともある。　早く 先生のように ＊ 英英辞典を使いこなしたい。』と語る 里奈さん - 中学校での英語の成績も もちろん優秀です。

＊ 英英辞典： 英単語の 意味や慣用句、使用例文が英語で記載された 辞典を指し、英語圏の人達にとっての 国語辞典に相当します。　通常 中級者以上の学習者が 英英辞典を用いますが、使用単語数を限定した 英英辞典も出版されていますので、中学生・高校生でも英語学習に取り入れることができます。

Q.７才の娘の 英会話 個人レッスンを頼みたいのですが 授業は 子供部屋が良いのでしょうか？　自宅は 西新井駅から徒歩９分の 西新井本町１丁目で バス停 西新井大師 の近くです。

A.小学生のプライベート英会話の 多くは リビングや、ダイニングルームで 催行しています。　子供部屋である必要はないですし、指定の場所で ご受講いただけます。