Voice - 🔗親子・夫婦で始める英会話- 野澤祐二さま　（東京都 千代田区） -

精密機械の製造・販売を 主軸とする 野澤さんの会社では、毎年 海外営業の 売上比率が 上昇し、これに伴い　外国の取引先との商談や、工場の視察同行など 英語を使う機会が 段々と増えているそうです。

『🔗オフィス英会話で 英語を話す商談の際は、基本的な英語表現であれば、十分に聞き取れると思います。 　相手が外国人であっても、同じ業界に長くいる人ばかりなので、コンテクストが共有されている部分が多い。　そのため、言葉にしなくても互いの意図を読み取る、スキーマが作動します。　また 商談では、お互いがフォーマルな口調で 英語を話しますので、学校英語で お馴染の構文も頻繁に登場し、理解しやすいという メリットもある。　お互いの波長が合うと、異文化コミュニケーションが成立しやすい点が、🔗ビジネス英会話の特徴であると思います。 一方 オフの日に 海外顧客の 都内観光に同伴し、ガイドをする際や、アフター５での 会食の時の話題は、雑談がメインになるのですが、商談の際と比べ、リスニング力が 一気に低下するのです。　カジュアルな雑談風の🔗日常英会話では、音程の上下動が激しいため、強勢の置かれる 単語は聞き取れても、弱音節の連続する部分を聞き逃してしまうため、センテンス全体の意味理解が追い付かない。　また 双方に 誤聴による 勘違いが生じやすく、自然な発話間隔の時間長が 保てず、話しが途切れてしまうこともあります。　"心の通い合った雑談" は 、取引きを円滑にする ラポール（調和した関係）を 築くために 不可欠なので、日常英会話に対応できる リスニング力が 必要です。』と野澤さんは言います。

これに対し 担当の講師は 『ランダムな話題で、話しが唐突に始まる 雑談では、コンテクストが掴めず、意図が汲み取れない。　そのため、日常英会話でのリスニングは、目的や立場が明確な ビジネス英会話の聞き取りよりも、難しいと言われます。』と説明を始めました。　『強勢のある 内容語は、明瞭に発音されるので聞き取れるが、前置詞などの 機能語は弱形になり、聞き逃してしまうのでしょう。　英語の 発音については、"自分の発音が正確であれば、その音は全て聞き取れる。" という 言語学上の仮説があります。　聞き取れない 音素や、音節は、長期記憶にその音記憶が定着していないため、その 英語の音を　日本語の似た音で代用して、発音しているため、聞き取れないのです。　発音の改善演習により、正しい英語の音を 記憶することにより、リスニング上の 課題は、解決へと向かい始めます。　まず 弱音節の発音法から、見直しを始めましょう。』と提案し、発音矯正の演習を取り入れました。

『英語発音を 適正化で重要なポイントは 下記の３点です。』と、まず講師は説明を始めました。

(1) 長期記憶に保存されている 間違った英語の音素や、音節を 正しい音に上書きする： 野澤さんは、子音と母音を１セットで１拍と 数える、日本語のモーラ拍リズム (CV) の影響が強いため、まず 子音音素 (C) から、余分な母音音素(V) を切り離す、発音演習から始めました。

(2) 日本語が音の高低でイントネーションを付けるのに対し、英語は音の強弱で強音節と、弱音節を組み合わせる という英語の基本ルールを体得する： 英語は子音で終わる 閉音節（CVC) 主体の言葉であり、この 仕組みを活かして、英語特有の リズム（韻律）の出し方を、演習します。

(3) 音声変化の仕組みを知る： 綴りには存在するが 実際には発音されない 脱落（リダクション）や、単語語尾の子音と 次に続く母音の音が連結する リエゾンなど、聞き逃す機会の多い音声変化を、自身でも 同じ発音が再現できるよう 暗唱を繰り返してもらいました。 また、Can't や Won't などの 短縮形は カタカナ表記とは 異なる発音であることを、音標文字に記して 視覚で確認してもらいました。

『弱母音を長めに発音したり、不必要に子音を明瞭に発音したりなど、僕の発音は 英語母語話者にも、聞き取りが困難だったのでしょうね。　英語のリスニング学習を始める前に、まず、英語と日本語の音節構造を、しっかりと 自分に内在化させることが大切であると、気づきました。』と所感を述べる 野澤さん。　リスニングに改善の兆しが 見えてきたのは それから１か月後のことです。

Voice - 🔗受講者の声- 三浦 昭子様（お母さま）（東京都 豊島区） -

中学校・高校での英語 教員免許を有し 現在も英語学習を継続する 三浦さん。　幼児英語教授法にも 関心が高く、長男のため 英語教室を見学したのですが、理想のお教室と巡り合うのは、難しいと感じていました。　『新学習指導要領の実施により、小学校で🔗英語教育が必修化が始まり、未就学児のうちから 英語を学び始める幼児の数も 増えています。　ただ、第二言語の習得は、開始年令が早ければ、早いほど、成果がでるとは限らない。 むしろ、子供たちに どのような学習プログラムが提供されているかという、有意義性の方が 大切であると考えました。』

Voice - 🔗英検にも対応する 中学生 英会話- 村山 里奈 様 （中学１年生）　（東京都 文京区） -

『地域の交流会で 海外の留学生の人達と、英語を使って話す機会がありました。　リスニングに関しては 聴覚でキャッチした 英語の音情報を、単語に置き換える 音声知覚と、意味理解は ほぼ自動化され、聞き取ることができました。　ただ 文法の組み立ては出来ても、知っている語彙が少なく、日本語で考えたことが、うまく英語で表現できない 場面もありました。　日本語を英語に直訳できないことは多くありますが、単語力の不足が課題であると、気づきました。　中学校で履修する英単語は 3,000位と聞いていますが、英検２級レベルの 4,500語程度の 単語を速く覚えて 英会話力を改善したいです。　中学生のうちに英検２級に合格することは、易しいことではないと知っていますが、過去問題集を購入したので、頻出語彙の暗記から着手するつもりです。』と語る 里奈さんは 中学校で履修する 英語の４技能５領域と 北米の英語の間に 境を設けることなく、３年後に予定している カナダでの 夏季ホームスティ・ツアーの際 役立ちそうな英語情報を 知識として吸収する 知的好奇心 満点の女の子です。

英会話 個人レッスンの日には 愛聴する アメリカのシットコム・ドラマの脚本を読みながら、上手に翻訳できない箇所や、主人公が良く使う スラングなど 質問をたくさん用意して先生の来訪を待ち受けます。 『中学校の英語音声教材は、発話速度も遅く、ナレーターが明瞭に発音する英語なので、単語単位で聞き取ることができます。　ただ 英語母語話者向けのドラマでで使われる アメリカ人の英語は、スピードが速い上、感情による抑揚の高低が大きいため、音節区切りで聞き取る、ボトムアップの丁寧な聞き取る力が必要になります。　そして、強音節と 弱音節とが交互に繰り返される 英語の強勢拍リズムに "同期" していると実感している時、音声知覚の自動化が 進むように感じます。』 と里奈さんは言います。

担当の先生は、『英語を中学校の１教科と捉える 道具的志向のない、里奈さんは、消去法を用いて 解答を選択する多肢選択式の試験問題よりも、オーラルでの英語やり取りや、英作文など 産出（アウトプット）型の 学習を好む傾向があり、学校の英語授業でも "話す - 発表" が一番好きだと 聞いています。　また、その興味は、文法や語彙知識の習得に留まらず、その英語母語話者の 思考法や、生活様式にまで及び、自ら 英語を 統合的・発展的に考察する力を養っているように 思えます。』と評価します。

『洋書ペーパーバックを 辞書を使いながら 読んでいますが、英和辞典では 単語の深い意味や、類義語との 違いを 理解することが難しい。　早く 先生のように英英辞典を使いこなしたいです。』と言う 里奈さん。　誕生日のプレゼントとして 英英辞典 収録の 電子辞書を ご両親に 陸テスト済みだそうです。

Q.７才の長男にマンツーマン英会話授業を受けさせたいのですが、５才の妹の授業見学は可能でしょうか？　近いうちに妹にも 英語を習わせたいので。　自宅は 綾瀬駅から徒歩10分の 綾瀬４丁目で、蛭沼公園の近くです。

A.はい。　ご家族の方の プライベート英会話 見学は自由ですし、一緒の部屋にいても問題ございません。